ニュースリリース
消費稅率引き上げに伴う運賃?料金等の改定について
~「キャッシュレス決済運賃」の新設と「デジタル割」割引額拡大などサービス拡充~
ヤマト運輸株式會社
2019年9月4日
ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸株式會社(本社:東京都中央區?代表取締役社長 栗棲 利蔵、以下、ヤマト運輸)は、2019年10月1日(火)に実施される消費稅率引き上げに伴い、同日宅急便をはじめとする運賃?料金等を改定します。宅急便は2種類の運賃「キャッシュレス決済運賃」と「現金決済運賃」を定め、併せて「デジタル割」の割引額拡大などにより、キャッシュレス化に向けた取り組みを推進します。
今後もお客さまにより便利で、よりおトクに宅急便をご利用いただけるよう、サービスを拡充していきます。
記
- 運賃?料金改定
- (1)宅急便、宅急便コンパクト
- [1]キャッシュレス決済運賃
現行の基本運賃(稅抜)に消費稅率10%を乗じた1円単位とします。
直営店持ち込み、またはドライバー集荷で「宅急便」を発送時に「クロネコメンバー割」「電子マネー」を利用して運賃をお支払いいただく場合や、9月3日から開始した「宅急便はスマホで送れる。」の決済手段である「ApplePay」「クロネコペイ」「キャリア決済(ドコモ払い、auかんたん決済/auWALLET)」を利用して運賃をお支払いいただく場合に適用されます。
- ※「宅急便はスマホで送れる。」は今後全國のセブン-イレブン、ファミリーマート約39,000か所の店頭にサービスを順次拡大、さらに便利にご利用いただける予定です。
- [2]現金決済運賃
1円単位の小銭の取り扱いに発生する手間や煩わしさを軽減するため、現行の基本運賃(稅抜)に消費稅率10%を乗じ、1円単位を切り上げた10円単位とします。
【例】:東京都から愛知県に60サイズの宅急便を送った場合の運賃(稅込)
決済種別 現行
(稅率8%)10月1日改定後
(稅率10%)キャッシュレス 907円 924円 現金 907円 930円
- [1]キャッシュレス決済運賃
- (2)宅急便オプション料金およびその他商品の運賃
宅急便オプション料金(クール料金、タイム料金、空港手數料等)、宅急便以外の商品は、現行の基本運賃(稅抜)に消費稅率10%を乗じた1円単位とします。
- (3)包裝資材
包裝資材は、現行の料金(稅抜)に消費稅率10%を乗じ、10円単位とします。また、原材料費等の高騰をうけ、一部包裝資材料金を改定します。
- (1)宅急便、宅急便コンパクト
- 割引サービスの拡充について
- (1)「デジタル割」割引額の拡大
店頭端末「ネコピット」などで発行したデジタル送り狀を利用し、直営店持ちこみ、またはドライバー集荷で宅急便を発送いただく場合や、「宅急便はスマホで送れる。」をご利用して宅急便を発送される場合に適用される「デジタル割」の割引額を、現行の「50円」から「60円」に変更し、デジタル送り狀を活用して宅急便をご利用いただくお客様のメリットをさらに拡大します。
- (2)クロネコメンバー割(※)の1回あたりのチャージ下限金額を改定
宅急便運賃が割引となるクロネコメンバー割の1回あたりのチャージ下限金額を、現行の5,000円から3,000円とし、より気軽にご利用いただくことで、さらなるキャッシュレス化を推進します。
(※)クロネコメンバー割とは、宅急便の送料にご利用いただける、ヤマト運輸獨自のプリペイド型電子マネーです。事前にチャージいただくことで、キャッシュレスで支払える上、チャージ金額に応じて宅急便運賃が10%または15%割引になります。
- (3)「宅急便センター受け取りサービス」割引額の拡大
日本全國約4,000ヵ所の宅急便センターを指定して、宅急便を受け取る場合に適用される「宅急便センター受け取りサービス」の割引額を現行の「54円」から「60円」に変更します。
【例】:10月1日改定後、各種割引を活用した場合の運賃(稅込)
(東京から愛知県へ60サイズの宅急便を送った場合)(※1)(※2)本割引サービスはクロネコメンバーズ會員向けとなります。
(※2)は會員ではない方は、100円の割引となります。
- (1)「デジタル割」割引額の拡大
- 改定日
2019年10月1日(火)
以上